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下のものを拾おうと前屈みになって「うっ」と腰に激痛が走った。
荷物を持ちあげようとしたら動けなくなった。
今まで何ともなかったのに突然、腰に痛みが出ることをギックリ腰と言います。
ギックリ腰(ぎっくり腰)とは急性腰痛症の俗称です。
当院に来られる方でも「急に腰が痛くなったんですけどもしかしてこれがギックリ腰ですかね?」と聞かれることも少なくありません。
ギックリ腰と一言でいってもその症状や原因は様々でみんな同じではありません。
ギックリ腰になり、ベッドから起き上がることが困難な人もいれば、ちょっと痛い位で普段通りに生活できてしまう人もいます。
また原因として多いのは筋肉を痛める人ですが、関節を痛める人、実は骨折だった人、
ただ背中の筋肉が攣っているだけの人もいます。
そのため、まずは自分がどういうタイプのギックリ腰なのか把握することが早く回復するためには重要になります。
一昔前まではギックリ腰に限らず、どこかケガしてしまったときは『安静にしていてください』と言われることが多かったのではないでしょうか。
ただ、今は痛みの研究が進み「安静にする」というのが実は良くないことがわかってきました。
×「痛いから安静にする」
↓ 最新の研究結果
◎「痛いけど我慢できる範囲でなるべく身体を動かす、いつも通りの生活をする」
というのも人間のケガを治すメカニズムにおいて
ケガを良くするためには患部に血液が届いて、栄養素や酸素が行き渡ることが大事だからです。
安静にしていると身体を動かさないために全身の血流が悪くなり血液循環が悪くなってしまいます。 あまりに激痛の時は落ち着くまではしょうがないのですが、自分で少しでも身体が動かせそうだと思ったら運動をしてあげることが効果的になります。
運動してくださいと言われても何をすればいいのかわからないですよね。
ランニングに行ったり、ジムで筋トレなどの強度の高い運動をしてしまうと痛みが悪化してしまう可能性もあります。
次の動画のような寝ながらできる簡単な体操や、立ちながら軽く体を前や横に倒したり、すこし身体を捻るというようなラジオ体操のような運動をして頂くと効果的です。
人の身体は何かの拍子で傷ついてしまった時に自分の身体を治す力が備わっています。
誰でも一度くらいは転んで膝や手を擦りむいたり、包丁などの刃物で指や腕を切ってしまったことがあると思います。
その時にまずは出血して、そのあとに血が固まりかさぶたが出来て、しばらく経つとかさぶたが取れてケガしたところの皮膚が少し硬くなるのはイメージできるでしょうか?
「瘢痕化」といって傷ついて出来た隙間をコラーゲンなどのたんぱく質が糊のように隙間を埋めて、そのコラーゲンが固まって傷を修復してくれます。
「瘢痕化」すると組織が固くなり、血行不良が起きやすくなります。
血行不良状態が続くと「酸欠状態」が続き、発痛物質であるブラジキニンなどが産出されます。その状態を放置すると傷は治ったのに痛みは続くといった「慢性痛」に移行しやすくなってしまいます。
ギックリ腰になってから、癖になってしまったと何度もギックリ腰をする人や、何となく腰が常に重いなどの慢性症状に悩まされる人も少なくありません。
そのため、ぎっくり腰やどこかをケガしてしまったときは早めに適切な処置を行い、慢性痛にさせないということがとても重要です。
放っておけば治るだろうではなく、よろしければ慢性痛に移行する前に当院に一度ご相談ください。