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スポーツ、特に球技などで多い突き指。
日常生活でも足の指を机や椅子にぶつけたり誰でも起きる可能性はあります。
一昔前は引っ張ればいいんだよという人もいましたが危ないのでやめてください(笑)
痛めているところをさらに悪化させてしまう可能性があります。
自分でこれくらいなら大丈夫だと思っていても実は骨折していたり、靭帯、筋肉を痛めている可能性もあります。
患部をひっぱたり、揉んだり押したりすると痛めた個所が悪化する可能性もあるので気を付けてください。
突き指をした時に限らずケガをした時の処置の基本はRICE処置と言われています。
① R Rest 安静
② I Iceing 冷却
③ C Compression 圧迫
④ E Elevation 挙上
の頭文字をとったものがRICE処置です。
RICE処置の目的は、腫れを出さないということがあります。
① 動かすことにより血流が良くなりますから安静にする
② 患部を暖めると血流が良くなるから冷やす (お風呂もケガ直後はあまりよくありません)
③ 圧迫は外からギチギチに圧迫するのは危ないですけど、包帯などで軽く圧迫することで腫れが出るのを抑えることができます。
④ 挙上とは重力の関係で心臓の位置より患部が下にあると血液が集まりやすくなります。
例えば突き指だと少し腕を上にあげる、足だったら仰向けになって足を台に乗せて高くする方法があります。
突き指をした時に気を付けてほしいのはやはり骨折、脱臼です。
それとしっかり治さないと後で困るのが「マレットフィンガー」と呼ばれる怪我です。
① まず見てほしいのは見た目です。
パッと見た時に痛くない方と比べて、指が変な方向に向いていないか見てください。
言われなくてもわかるよと思われるかもしれませんが、ケガ直後というのは意外と興奮と痛みで気付かないことが多いです。
② 無理のない範囲で、指がどのくらい曲がるか又ちゃんと伸びるか見てみましょう。
ケガ直後は相当な痛みのはずなので無理に動かさないでください。
我慢できる痛みの範囲でいいのでゆっくりすこしづつ動かしてみてください。
*見た目で明らかにおかしいときはやめてください。
このとき気を付けてほしいのが「マレットフィンガー」です。
槌指(つちゆび)ともいいます。
指先の骨についている筋肉の腱が切れたり、骨ごと折れることにより指先が伸びなくなります。
突き指だから大丈夫だろうと思ったけど実はマレットフィンガーというケースは多いです。
痛みが引いた後も切れてしまった部分がくっつかないと後遺症が残ってしまいます。下の画像のようになってしまいます。自分では指を伸ばしているつもりでも指先が曲がったままで伸び切らなくなります。なのでもし突き指をした後に指を伸ばしたけど伸び切らない人は自分で判断せず整形外科などの専門の病院に受診することをおすすめします。
突き指した直後は腫れを出さないようにあまり動かさない方がいいです。
そこでしてほしいのが固定です。
一番簡単な固定は怪我した隣の指と一緒にテープで巻くことだと思います。
もし周りに割りばしのような添え木になるものがあればいいですが、なければ隣の指ごと二本ぐるぐる巻きにするといいと思います。
親指は出来ませんが人差し指なら中指と、薬指なら小指というようにするといいと思います。
他の指を使いやすいようにあまり使わない指と一緒にするといいと思います。