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「また膝に水がたまっちゃった・・・」 「この間抜いてもらったのに・・・」
来院された膝の痛みで困っている患者さんのお話を聞いていると、膝に水がたまるのを怖がって落ち込んでいる人がたくさんいます。
大体の人は膝に水がたまることがすごい悪いと思っています。
ほんとに水がたまることは悪い事なんでしょうか?
そもそも膝に水がたまるというのはどういうことか理解することが大切だと思います。
膝の関節は、大腿骨という太ももの骨と、脛骨というすねの骨をつないでいる関節です。
その関節を覆うように関節包という膜につつまれています。
その関節包という袋の中に関節液(滑液)と呼ばれる水があります。
これが皆さんが怖がっている膝の水の正体です!
膝の痛みのない人でも、ある人でもみんなの膝に滑液はあります。
滑液の主な役割はこの二つです。
① 関節に栄養を送ること
② 関節の動きを滑らかにすること
このように滑液はとても重要な役割をしています。
ただ滑液があることが原因で本来の量より増えすぎてしまうことを、水がたまった状態「関節水腫」といいます。
次はどうして水が溜まりすぎてしまったのか考えてみましょう!
では水がたまる原因というのは何でしょうか?
人の身体というのはとても良く出来ていて、「炎症」が起きると水が出ます。
炎症というのは、例えるなら火事のようなもので、人の体の中で火が起きた時にそれを消火しようと身体が水を出して消火しようとします。
火傷したときにぷくーっと水ぶくれが出来たり、風邪をひくと鼻水が出ますよね?
あれと同じようなことが膝で起きているだけなのです。
つまり膝に水がたまるということは膝に炎症が起きているという事なんですね。
膝にたまった水を抜くことは悪いことではありません。
水がたまって腫れることによって、皮膚が伸ばされてパツパツ状態だと、曲げただけで痛みが出たり、歩いている時に痛みを感じやすくなります。
抜くことによって関節の動きは楽になるので良くなったように感じる人も多いと思います。
ただ先ほど書いたように、膝に炎症が起きているから水がたまるわけです。
炎症を起こしてる原因を良くしないといくら水を抜いても、また水が溜まってしまう可能性は高いです。
風邪をひいている時に鼻水が出てくるのをイメージしてください。
いくらティッシュで鼻をかんでもまた次から次に出てきますよね。
膝も水を抜いただけでは良くなるわけではないのです。
抜いたはいいものの炎症が良くなっていないとまた水がたまる。
たまったから病院でまた水を抜いてもらう・・・
これがよく言われる「膝の水を抜くとクセになる」ということです。
もみじ整骨院グループでは、お医者さんのように注射や薬などは使うことが出来ませんが、痛みの原因である「皮膚」「関節」「筋肉」の調整をすること。
炎症を起こしている場所に対して、炎症を鎮める電気を流したり、包帯やテーピングなどで痛みの出ている場所に負担がかからないように施術していきます。