もみじおく整骨院
腰痛

ぎっくり腰の再発予防に筋トレはいつから?始める時期と考え方

「ぎっくり腰が落ち着いたので、再発しないように筋トレを始めたい」と考える方もいらっしゃると思います。一方で、「いつから始めていいのか」「やりすぎて悪化しないか」と迷うこともあるのではないでしょうか。この記事では、運動を始める時期の考え方、負担の少ない体幹まわりの軽い運動例、避けたいタイミングと強度、続け方を解説します。再発の原因そのものは別の記事に譲り、ここでは運動の進め方に絞ってお伝えします。荒川区西尾久のもみじおく整骨院がお届けします。

結論:日数ではなく「動作時の痛みの具合」を見て、軽い運動から始める

ぎっくり腰の再発予防としての筋トレは、次の3つを基本に考えると安心です。

  1. 始める目安は日数ではなく、日常動作での痛みの具合
  2. 最初は、姿勢が安定した状態で行う軽い運動から
  3. 痛みが出る強度やタイミングでは、無理に続けない

「早く鍛えなければ」と焦るより、痛みと相談しながら段階的に進めることが大切だといわれています。効果には個人差があります。

筋トレを始める時期の目安

「何日たったら」という決まりはなく、痛めた程度や普段の体の状態によって異なります。目安として考えやすいのは、次のような状態です。

  • 立つ、座る、歩くといった日常の動作で、強い痛みが出にくくなっている
  • 寝返りや起き上がりが、以前より楽にできる
  • 軽く体を動かしても、そのあとに痛みが増えていない

反対に、動くたびに痛みが走る、安静にしていてもうずく状態では、筋トレの時期とはいえません。まず痛みの範囲内で日常動作を続け、回復の経過を見ていく段階です。回復までの経過の考え方は、別記事でも解説しています。

負担の少ない体幹まわりの軽い運動例

最初は、腰に余計な負荷がかかりにくい姿勢で行う軽い運動から始めるのが一般的です。次の例は、いずれも痛みが出ない範囲で、呼吸を止めずにゆっくり行ってください。

  1. 仰向けでの呼吸:ひざを立てて仰向けになり、お腹をふくらませたりへこませたりしながら、ゆっくり呼吸します。お腹まわりに軽く意識を向ける運動です。
  2. ひざを軽く倒す動き:仰向けでひざを立て、力を入れずに左右へ小さくゆっくり倒します。倒す幅は、痛みの出る手前までにとどめます。
  3. お尻を軽く持ち上げる動き:仰向けでひざを立て、お尻をゆっくり持ち上げて、ゆっくり下ろします。腰を反らせすぎないよう、無理のない高さで止めます。
  4. 四つ這いでの腕や脚の動き:四つ這いの姿勢で、背中を丸めたり反らせたりせず保ったまま、片腕または片脚を無理のない範囲で動かします。

「きつい」と感じるほどの強度は必要ありません。「少し物足りない」くらいから始めて、翌日に痛みが増えていないか確認しながら進めてください。当院では、朝の動き出し用の体操もご案内しています。

避けたいタイミングと強度

次のような場面での筋トレは、避けた方がよいと考えられています。

  • 痛みが強く、日常動作がまだつらい時期
  • 運動中やその直後に、痛みが増える、広がる
  • 疲れがたまっている日や、睡眠不足で体が重い日
  • 重りを使う、勢いをつける、腰を大きくひねる・反らせる運動を、いきなり行うとき
  • 痛みを「効いている」と思い込んで我慢して続けるとき

強度を上げるのは、軽い運動を続けても痛みが出ない状態が安定してからにしましょう。「いつもより重い物を持つ」「急にスポーツを再開する」といった急な変化は、腰に負担が集中しやすいといわれています。

継続のための考え方

再発予防の運動は、一度に頑張るより、無理なく続けることが大切だといわれています。

  • 短い時間で続ける:長時間行うより、生活の中に取り入れやすい短い運動を習慣にします。
  • 調子の悪い日は休む:休むことも継続の一部です。
  • 運動だけに頼らない:座りっぱなしを避ける、体を冷やしすぎないなど、日常の過ごし方の見直しも並行して行います。再発の背景は別記事で解説しています。

もみじおく整骨院では、姿勢と動きの検査を行ったうえで、日常生活での体の使い方についてもアドバイスをしています。院長の一般的な見解として、運動は「強くすること」より「痛みの出ない範囲で、動かせる範囲を保つこと」から始めるのが大切だと考えています。

受診の目安:すぐ医療機関へ行くべき危険なサイン

運動の前後に次のような症状がある場合は、運動を中止し、整骨院ではなくまず整形外科などの医療機関を受診してください。

  • 足にしびれがある、力が入りにくい
  • 排尿・排便がうまくできない、股の間の感覚が鈍い
  • 安静にしていても痛みが強くなる、夜間に痛みで目が覚める
  • 発熱や強い体調不良を伴う
  • 転倒や衝突などの強い衝撃のあとに痛みが出た

これらは、通常のぎっくり腰とは別の原因が隠れている可能性があるサインです。排尿・排便の異常や急な脚の脱力など、症状が急に強く出た場合は、ためらわず救急への相談も検討してください。

まとめ

  • 筋トレを始める目安は日数ではなく、日常動作での痛みの具合
  • 最初は仰向けや四つ這いなど、安定した姿勢での軽い運動から
  • 痛みが強い時期や、運動中に痛みが増えるときは無理をしない
  • 続けるコツは、短く・無理なく・調子の悪い日は休むこと
  • しびれ・排尿排便の異常・安静時痛があれば、すぐに医療機関へ

回復の経過はぎっくり腰の回復日数の記事、再発の背景はぎっくり腰を繰り返す原因の記事、発症直後の対応はぎっくり腰の応急処置の記事、朝の動き出し用の体操はぎっくり腰の症状ページ、施術内容はメニューのページでご確認いただけます。

再発が不安で、運動を始めるタイミングに迷う方は、我慢せずにご相談ください。

監修者 もみじおく整骨院 院長 山根章

監修

山根 章もみじおく整骨院 院長/柔道整復師(国家資格)

院長の紹介を見る →

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、効果には個人差があります。症状が続く場合は医療機関にご相談ください。

もみじおく整骨院

記事を読んで気になる症状がある方は、LINEからお気軽にご相談ください。当日予約にも対応しています。

LINEで予約する